• システム開発の流れ

    システム開発の流れ

    システム開発の流れ

    当社は大田区や世田谷区、横浜市など首都圏を中心に、出版社様向けの販売管理、定期購買管理システム開発を行うことができます。どのような内容のシステムにしろ開発の段階で基本の流れとなるのは、「要件定義」・「基本設計」・「開発」・「テスト」の4つの段階です。

    要件定義

    業務や課題をお客様からヒアリングし、どのようなシステムを作るのか決定する段階です。この段階ではシステムによって解決したい課題がどれだけ具体的になっているかが問われます。

    例えば、顧客住所を入力する項目をプルダウンで選択できるようにする際、初めは都道府県単位でしか選択できなかったのに後で大田区・品川区・世田谷区など区市町村も選択できるように修正するとなると効率的ではありません。課題が具体的であればどのようなシステム開発を行うかが具体的になるため、課題解決力の高いシステムがスムーズに開発できます。

    基本設計

    基本設計の段階では外部設計と内部設計を行います。外部設計は入力項目やボタンの配置、ショートカットキー、プルダウンによって出てくる項目など、外側の部分を設計することです。例えば業務効率化のためにエクセルで良く使う機能の1つとして「セルを結合して中央揃え」があります。

    マウスでクリックするか独自にショートカットキーを設定するか。どちらが効率的かは担当者の感覚的な部分も大きなウェイトを占めるため、システム開発の途中でお客様に参加していただくケースもあります。

    内部設計は外部設計の段階で決定したことを実現するために、開発段階で必要になる設計・定義を行うことです。

    開発

    開発では要件定義・基本設計の段階で設計・定義した内容を元に必要な部品を組み立てたり、コーディングなどを行う段階です。

    動画広告に例えると要件定義を行うシステムエンジニアは、ストーリー・構成を考える演出家です。それに対して開発を行うプログラマは、演出家の計画を元に撮影を行うタレント・現場スタッフということもできます。

    テスト

    設計通りに動くかどうか、実際に現場で運用することを想定した時に考えられる不具合はないかをチェックする段階です。短納期のプロジェクトがスムーズに進まない場合、このテストにかけられる時間・工数・人数が最も影響を受けてきたという苦い歴史があります。そのため、要件定義・基本設計といった上流工程の段階でゴールに設定しているものが最適なものであるとベストです。